・7241 フタバ産業
3Q発表は四季報水準までの訂正。同業他社が決算でそれほど上がらない中、急騰。
まだ割安の水準ではある。
・7283 愛三工業
3Q発表で上方修正なし。こちらもまだ割安な水準。
・5603 虹技
3Q発表で四季報を大幅に上回る上方修正。配当も増額。
PBRは0.4とかなり割安。
・5204 石塚硝子
PER割安。値上げ奏功により業績予想修正。来期減益予想だが、それ加味しても割安。
・5445 東京鐵鋼
鉄鋼株であり高配当銘柄。主原料である鉄スクラップの価格が予想を下回ること、出荷量が予想をうわまわること。
鉄なので来期予想はあまり当てにならない。とりあえず上昇トレンドについていこうかな。
・6973 協栄産業
半導体商社は3Qは悪いところが多いが、ここは良い。
割安。
・2053 中部飼料
割安。連結除外も利益への影響は軽微。畜産飼料の原料単価が安いこと、また、電力費・燃料費等の変動費の増加が想定を下まわること。
・7942 JSP
割安。また全米自動車労働組合のストライキの販売への影響が想定していたほど大きくなく、さらに競技用グラウンド基礎緩衝材など収益性の高い製品の販売が好調に推移とされ、好調が継続するといえる。
配当性向50%程度のところ、今期予想では20%、3Qで増配がなかったので、来期増配確実だろう。
・6540 船場
受注多い、効率化しており営業利益率拡大。
調整後PERは12で、まだ割安水準。
・1775 富士古河E&C
設備工事調子良さそう。価格転嫁順調。1月から3月期に利益偏重。
ヒストリカルで見ると割安とはいえない。建設業なのでPER10倍は平均的か。
・5936 東洋シャッター
価格転嫁できているので業績上方修正。
かなり割安な水準。
・2217 モロゾフ
上方修正。配当も増額し、配当性向40%と新たに設定。
売上も好調、原料高の影響あるも、価格転嫁成功している。
・2215 第一屋製パン
収益性の向上により業績予想修正。赤字からの復活で安い。
・9552 M&A総研
成長株。決算発表をきかっけに高値4689円をブレイク。
PER50倍台と割高だが、今期経常利益成長率は60%とかなり良く、1Q進捗率も46%
と高水準、2Qの上方修正は確実と思われる。
他M&A会社と比べてもその成長性は断トツ。
今日は決算でどこをみればよいか整理する。
(全四半期共通、重要な順に記載)
・業績予想修正のコメントから、売上や利益が継続して増加すると容易に推測できるか。
・現在のPERまたはEV/EBITDAはヒストリカル、競合他社に比べて割安か。ただし、時々で注目されているトピックに属する業種なら、四季報の高値上限付近で買ってもOK。
・四季報の売上、経常利益を上回る業績予想修正を出したか。
・四半期成長率、売上10%、経常利益20%以上か。
・6Mのレンジが15%以内で、それをブレイクしたか。
(1Q)
・進捗率。高配当株の場合、高進捗率は2Qでの上方修正で配当修正につながる。よって増配期待の買いが入りやすい。
(2Q)
・四季報を上回る業績予想修正。
(3Q)
・高進捗率の場合は、四季報の翌期成長率を確認。翌期のPERが割安なら、バリュエーション訂正による買いが期待できる。
(4Q)
・会社から発表される予想と、四季報の比較。四季報を上回る予想が出ると良い。
1月も20日が過ぎ、いよいよ3Q決算が始まります。
3Qの特徴は、別途検証結果を示しているように決算モメンタムが出にくいというのがあります。4つの決算の中では一番中途半端ですね。なのでそれほど期待してはいないのですが、2月3月というのは季節的には良い時期でもあります。(株は11月に買って5月に売れ)
なので私は参戦します。主な投資手法としては下記を考えています。
・3月高配当株で割安なままのものを購入(3月10日までには必ず売る前提)
・会社予想が四季報を大幅に上回り、翌期の水準も訂正された結果が割安と判断できるもの(順張り)
・YonYでは問題ないが、QonQで減速傾向がみられることによって売り込まれた銘柄を、3日ほどたってから購入。(逆張り)
・グロース系中心に割安水準となっているが、QonQで良かったとしても、6MRBするまでは待ちたい。(底値圏でセリクラっぽい動きをしていたとしても、まだ下がる可能性大。モメンタムは継続する。)